肌トラブルから赤い顔、17年間悩んでいた肌が綺麗になった話
こんにちは、チッタです。
先日、肌トラブルで17年間悩んでいた肌が綺麗になりました。
症状が出たときのことから改善したときのことを書きます。
どうせすぐ治るだろうと思っていた
さかのぼること幾千年。
中学生の頃からニキビがポツポツとできていましたが、当時はニキビに憧れていたので何とも思いませんでした。
初めて異変を感じたのは高校生の頃、習っていたクラシックバレエの発表会があった次の日でした。
当日は、練習してきた振り付けも完璧、生まれて初めてガッツリお化粧をして舞台に立ち、とても楽しかったです。
が、次の日、悲劇が訪れました。
顔中真っ赤!
学校へ行くのもためらうくらい病的な赤さで、ヒリヒリと痛い。
「サーフィンにでも行ってきたの?」と何の気なしに質問してきた先生を苦笑いで無言スルー。
誰にも見られたくない、触れられたくない話でした。
顔なんて1番目につくところで、先生に悪気がないことは百も承知でしたが、思春期真っただ中の私はとてもみじめな気持ちになりました。
真っ赤の原因は、当然のことながら発表会で塗りたくったお化粧が肌に合わなかったから。
学校が終わったらすぐさま皮膚科へ。
薬をもらい、1週間ほどでもとにもどりました。
その後、20歳になり、専門学校へ通い出したあたりから私の皮膚炎は始まります。
この頃になると少しお化粧をするようになり、ニキビが嫌だと思うようになりました。
お母さんも私のニキビを心配して色々とスキンケア商品を買ってきてくれるようになり、楽しみながらニキビケアをしていました。
しかし、敏感肌の私には合わないものが多く、とっかえひっかえしているうちにどんどん悪化。
新しいスキンケア商品を試して、ニキビが悪化した時点で使うのをやめればいいものを、
「もしかしたら肌が綺麗になろうとして、もともとあった悪いものを出そうとしているのではないか」
という、いらぬポジティブマインドが邪魔をし、悪化しているのに使い続けて最悪な状態になってはじめて「このスキンケア商品は合わない」と結論付け、使用をやめることができました。
さらに、この最悪な状態からゼロの状態へもどすスキンケア商品、つまり自分の中で「どんな状態の肌でも使って大丈夫なスキンケア商品」というものが見つかっていない状況でころころ変えていたので、さらに迷走していきます。
私が陥った魔のループ図
運よく改善されることがあっても、もっと綺麗になれるものがあるんじゃないかという探求心から浮気(-_-)
そして、どうなったか。
高校生の頃にクラシックバレエの発表会で塗ったお化粧が合わなかった、あのときの肌になりました。
真っ赤だけど、痛みはなく。
ようやく重い腰を上げて皮膚科へ。
以前と同じように1週間経てば治るだろうとそんな軽い気持ちでした。
治らないという現実
このとき、どんな診断を受けたのか忘れてしまいましたが、少し改善はするものの、1週間経っても2週間経っても赤い。
専門学校では20人くらいのクラスメイトの中で女子が2人しかおらず、赤い顔を男子に見られることがとにかく苦痛でした。
皮膚科でもらった薬で治らないなら、自分で何とかするしかない。
そう思い、少しでも効果がありそうなことはどんどんやってみることにしました。
当時は今のようにインターネットが普及しておらず、雑誌、家族、友人からの情報はとても貴重でしたが、結論からいうと全てが裏目に出ました。
1度ももとにもどることなく、赤い顔で専門学校を卒業。
卒業後、音楽活動をしながらバイト、肌によいものがある、よい方法があると聞けばせっせと試していました。
ここからどんどん病んでいきます。
曲がったポジティブマインドが捨てられない
たくさんのスキンケア商品を試していたので1つ1つのことは記憶の彼方ですが、とりわけ鮮明に覚えているのが眼鏡拭き洗顔をしたときのことです。
(※眼鏡拭き洗顔を否定しているのではなく、合う合わないの話です。)
もうずっと赤いから、いろいろ試しても悪化しているのかもよくわからない状態だったのにも関わらず、眼鏡拭き洗顔で地獄の赤さになりました。
眼鏡拭きは、マイクロファイバー(超極細繊維)で作られており、表面の汚れや油をからめとって綺麗にしてくれるという特徴があります。
「眼鏡拭き洗顔」とは、その眼鏡拭きの特徴をいかして、洗顔するときに顔に載せた洗顔料を眼鏡拭きでなでるようにして洗うという手法です。
これは、やり方さえ間違わなければ効果のある洗顔方法です。
この「やり方さえ間違わなければ」がとても重要で、以下の約束ごとがあります。
- そーっと優しくなでる
- 眼鏡拭きを直接肌にあてない
- 毎日やらない
- 違和感やヒリヒリを感じたら、すぐにやめる
私がやった眼鏡拭き洗顔がこちら。
- ゴシゴシ洗う
- 眼鏡拭きを直接肌にあてる
- 毎日やる
- 違和感があるのにやり続ける
当時、自分がやっている眼鏡拭き洗顔は間違っているかもしれないという自覚はありました。
ただ、それよりも、洗顔した直後は綺麗になった感じがするという謎の満足感があったのです。
最初はそーっと洗っていたし、眼鏡拭きを直接あてないように気をつけていました。
けれどもだんだん大胆になってきて「眼鏡拭きを直接肌にあてたらどうなるのか?」とか「毎日やったらもっと綺麗になるのか?」など、間違った好奇心がわいてきて実験してしまったのが始まりです。
そして、地獄の赤さになってもやめれなかった1番の理由はこれです。
「もしかしたら肌が綺麗になろうとして、もともとあった悪いものを出そうとしているのではないか」
出たー!ポジティブー!
綺麗になりたい、もとの肌にもどりたいという異常なまでの願望が、私には合っていない眼鏡拭き洗顔に託されてしまったのです。
最終的には「朝1時間と夜1時間、お風呂で眼鏡拭き洗顔をやる」という、今では理解しがたいルールを作り、毎日一生懸命でした。
当時、雑貨屋でレジの仕事をしていて、初対面の女性のお客様から「大丈夫?めっちゃ心配やわ。」と声をかけてもらったり、街を歩いていたとき「占いをしているものですが、心配で声を掛けました。占いしてみませんか?」と営業されたことも。
ついには電車で向かい側に座っている人の視線が気になり、外出を控えるようになりました。
何でこんなことになっているのかわからなくて、布団の中で涙。
外出を控えるくらいみじめでふさぎ込んでいるからこそ希望がほしくて、この曲がったポジティブマインドを捨てきれないのです。
顔が赤いということが私の心をむしばんでいきました。
脂漏性皮膚炎、そして接触性皮膚炎
こんな私を見かねた両親が病院へ行くよう促し、しぶしぶ皮膚科へ。私の症状に「脂漏性皮膚炎」という名前がつきました。
心のどこかで「治らないんでしょ。」とは思いつつも、症状に名前がついたこと、薬をもらったことで少し希望の光が見えました。
脂漏性皮膚だと診断されても朝と夜に例の眼鏡拭き洗顔をやっていた私。脂漏性皮膚炎とは、体の皮脂が紫外線や常在性の真菌によって自分の肌を刺激することによっておこる炎症のことです。
鼻のわき、髪の生え際、頭皮など皮脂が多く分泌されるところで発生しやすいといわれています。
簡単にいうと、自分から出た皮脂が自分の肌を攻撃しているというイメージでしょうか。
炎症には、赤さ、軽いかゆみ、はがれかけた皮膚が付着することがあります。
発症してしまうと自然に治ることは困難といわれており、塗り薬、飲み薬、ビタミンB2、B6を内服して治療します。
脂漏性皮膚炎の原因は、遺伝的要因、環境的要因、精神的ストレスなどがあると考えられているもののハッキリした原因はわかっておらず、そのため、出てきた症状に塗り薬で対処したり、真菌に対しての抗真菌薬を服用したりと、まだまだ根本的な治療には至っていないというのがチッタ調査隊の感想です。
また、1度発症して完治したとしても再発することがあります。
生活習慣の改善でかなり予防できる皮膚炎ですが、1度発症するとその後ずっと再発におびえながら生きていかねばならないという厄介な皮膚炎です。
当然のことながら薬を塗ってもよくはなりません(-_-)
恐ろしいことに、毎日真っ赤な顔を見ていると慣れてくるんですよね。
この赤さはヤバいなと頭ではわかっていても、朝1時間と夜1時間、眼鏡拭き洗顔をやるという習慣がしみついていたし、「治すために頑張りたい」という頑張り隊が出動していて、眼鏡拭き洗顔をやめるという選択肢が浮かばない状態でした。
最初の病院へ行ってから全くよくならない私を見かねた両親が、もっと大きな病院へ行くよう促し、またしぶしぶ皮膚科へ。
「眼鏡拭き洗顔を毎日しています。」と、ここではじめて医師に話したのがきっかけで、「接触性皮膚炎」と診断されました。
あれだけ頑張ってきた眼鏡拭き洗顔が接触性皮膚炎の原因になっていると言われ、やめたら治るという新たな方向性と、今までの頑張りを全否定されての空虚な気持ちとで複雑でした。
私がおこなっている眼鏡拭き洗顔は間違っているかもしれないという小さな疑問が心の片隅にずっとあって、それを医師に指摘されたことで踏ん切りがつき、やめる決断にいたりました。接触性皮膚炎とは、特定の物質が触れることで体が反応しておこる炎症のことで、いわゆる「かぶれ」のことです。
接触によって炎症をおこすケース、接触からアレルギー反応が出て炎症をおこすケースと2パターンあります。
・接触によって炎症をおこすケース(刺激性皮膚炎)
化学薬品、農薬、洗剤など、そのもの自体に刺激が強いものが触れることで発症します。
最初は何ともなかったのに、繰り返し接触することで皮膚炎になる場合もあるようです。
・接触からアレルギー反応が出て炎症をおこすケース(アレルギー性皮膚炎)
金属、うるし、消毒薬などを体が「異物」として認識し、過剰反応することで発症します。
体が「異物」として認識するまでは何ともなく、繰り返し接触することで許容量を超えるとアレルギー反応が出ます。
余談ですが、
33歳からやり始めた歯科矯正で金属のワイヤーをしたときに、今まで感じたことのない痒み、体中に赤いボツボツが出て、そのとき初めて自分が金属アレルギーになっていることを知りました。
歯科医院がなかなかワイヤーを交換してくれなくて、発狂しそうになった思い出が懐かしいです(笑)
その後、金属ではないワイヤーに変えてもらったらすぐに完治しました。
しかし、私の口の中は虫歯治療でおこなった銀歯がズラズラと並んでいて、銀歯が原因でさまざまな不調を起こしているのではないかという疑問がわきました。
そして、矯正後、全ての銀歯をセラミックに変えるという大掛かりな工事をやることに。
その話はまた今度‥ 話をもどします。
ただ、眼鏡拭き洗顔で謎の満足感を得ていた私は、同じような満足感を得るためにまた実験を繰り返します。
体を洗うナイロンタオルでゴシゴシ洗ってみたり、角質を落とすピーリングジェルで1時間ポロポロしてみたり、泡立てネットでそーっと洗ってみたり、思いつく限りのことを試してみて同じような満足感を得ても、あまり改善しないことに気づきます。
わかった、じゃ、洗わない。
逆に洗顔しなかったらどうなるか興味がわき、さっそく試してみることに。
3日目あたりで赤みが引いてくるのと同時に、垢のようなもので顔中ボロボロになりました。
「もしかしたら肌が綺麗になろうとして、もともとあった悪いものを出そうとしているのではないか」
このときだけは、この悪魔的ポジティブマインドを上回るかゆさに我慢できず、掻きむしってしまいました。
真っ赤の時よりも違う意味でひどく、1週間ぶりに洗顔したら、赤い顔にプラスしてボロボロがザラザラになって肌からはがれません。
かさぶたなのかと思って放置すると、そこから吹き出物祭り。
もう何なの!?
基本、赤い顔が完成
ゴシゴシ洗ってもダメ、そーっと洗ってもダメ、泡立ててもダメ、泡立てないのもダメ、敏感肌用の洗顔料もダメ、水洗顔もダメ、洗わないのもダメ、洗顔指導してもらってもダメ、ありとあらゆる実験をしたけど全部ダメ‥
ちょっと悪化したり、ちょっと改善したり、でも吹き出物はすぐ出てくる基本赤い顔が完成。
それからは、哲学的な考え方、苦痛を和らげる方法も身につけていくようになりました。
例えば、
顔が赤いのは神様からの試練だと考えてみたり。
親から心配してほしかったり、気を引きたいから顔が赤いままなのか?とか。
人と話していて自分の肌に視線を感じたとき、みじめな気持ちが沸き上がってきても「しょうがない赤いんだから」で押さえ込むようになったり。
本当はものすごく気にしているけど、赤い顔なんて気にしていないように振舞ったり。
なるべく鏡を見ないように、傷つかないように、悲しくならないように、平静を保つ努力をしていきました。
でも、改善への道を諦めたわけではありません。
インスタで赤い顔をさらす専用のアカウントを作り、実験した結果を投稿、情報を共有する作戦にも取り組みはじめました。
ゴールはいきなりくる
そうしてこうして、炎症が出てから17年も経ちました。
相変わらず実験しては裏目に出るという日々を送っていたある日、洗顔料が合わなくて赤みが増してしまい、何かよいものはないかなとチッタ調査隊が出動。
とある書き込みを見つけました。
石鹸でかおをあらったあと なんていうか頬に
石鹸でかおをあらったあと
なんていうか頬に
白い膜?みたいなものができ
ていました
こするとポロポロ
とれたんですが・・・
頬によくニキビができる
のですがこれが
原因ですか?またどう
対処すればよいのでしょうか(TOT)
こまっています・・・
ベストアンサーに選ばれた回答
水中の硬度成分と石鹸の成分がくっついて「石鹸カス」が
発生したのでしょうね
洗顔後肌がキュッキュッとなるのは石鹸カスが原因です
硬度成分の少ない水で石鹸を使うと肌はぬるぬるスベスベします
・しっかり泡立てて洗顔しぬるま湯で洗い流す
・洗顔後精製水をコットンに染み込ませ石鹸カスをふきとる
・コールドプロセス製法の石鹸を使ってみる
石鹸カスを少なくする方法で思いつくのはこれぐらいです
合成洗剤には硬度の影響を受けにくくする成分が入っていたり
影響を受けにくい界面活性剤が使われるようですが
純石鹸だと硬度の影響をもろに受けます
もし硬度の高い地域にお住まいなら石鹸に
こだわらない方がいいと思います
なんと!
私、この質問者さんと同じ症状なのです!
今まで、洗顔料、洗顔方法、化粧水、クリームなどいろいろ試しても赤いままだったのは水が原因だからなのか?!
まさかの水?!
そう、水だったのです。
水道水で洗顔をしているとき…(わかりやすくするためにめっちゃひどいときのを載せました)
水道水で洗顔するのをやめたら…(赤さを感じるかもしれませんが、私にとって泣くくらい改善しています)
水道水で洗顔するのをやめたら、いきなり道が開けました。
水道水の何が合わなかったのか
水道水に含まれる塩素と相性が悪いのだろうなと何となくはわかっていましたが、もう少し深く知りたいと思い調べたら、ある法律の存在を知りました。
給水栓(俗に言う蛇口)における水が、遊離残留塩素を0.1mg/L(結合残留塩素の場合は0.4mg/L)以上保持するように塩素消毒をすること。
ただし、供給する水が病原生物に著しく汚染される恐れがある場合、又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物もしくは物質を多量に含む恐れのある場合の給水栓における水の遊離残留塩素は0.2mg/L(結合残留塩素の場合は、1.5mg/L)以上とする
めっちゃ簡単にいうと、水道水が原因でみんなが病気にならないように、塩素で消毒する決まりを国が作ったということです。
—なんで水道水を殺菌消毒するのか?
私の住んでいる地域ではダムや川の水を水道水にしています。
ダムや川の水には、ばい菌がいるから殺菌消毒が必要です。
—なんで塩素なのか?
塩素は消毒効果が大きく、大量の水に対しても容易に消毒ができ、さらに長い間効果がある、という水を殺菌消毒するには持ってこいの性質だからです。
—で、それが肌の炎症とどう関係あるのか?
塩素は、たんぱく質を破壊することで殺菌消毒をおこないます。
人間の肌や髪は、タンパク質でできているため影響を受けてしまう人が少なからずいるということです。
また、保湿機能の1つ、セラミドという脂質を塩素が溶かすことによって、肌の水分が蒸発、バリア機能が低下し、さまざまな害を及ぼすという仕組みです。
まじかー!
水道水洗顔でセラミドを溶かして、それからセラミド化粧水を使うって、プラスマイナスゼロみたいなことをやっていたんですね、私(>_<)
はあ…
いつの日か、人体に影響のない殺菌消毒をする方法を編み出してほしいです。
実験してみた
水道水に含まれる塩素は、目で確認することができません。
残留塩素を試薬で確認してみる
そこで、塩素を知るために試薬を買いました。
「柴田科学 残留塩素測定器 DPD法粉体試薬 100回分」のうち1回分
これは、塩素に対してピンク色で反応する試薬です。
本来は測定する機器で使う試薬ですが、今回は塩素が含まれているかどうかだけ知りたいので試薬単体で使ってみます。
本当はこの測定する機器で使用する試薬
※使いません
水に試薬(粉)を振りかけてかき混ぜます。
ピンク色⇒塩素が含まれている
変化なし⇒塩素が含まれていない
ということです。
では、台所の水、洗面所の水、シャワーの水(何もしない場合)、シャワーの水(浄水した場合・フィルター1か月使用時)、私が愛してやまないハワイアンウォーター、精製水それぞれを50ccコップに入れて、試薬が反応するかどうか実験してみます。
台所の水
洗面所の水
シャワーの水(何もしない場合)
シャワーの水(浄水した場合・フィルター1か月使用時)
私が愛してやまないハワイアンウォーター
精製水
水質を確認してみる
では次に、どれくらい不純物が混ざっているのか計測します。
HiKiNS 水質測定器
数値の目安がこちら
050-099PPM:ミネラルウォーター
100-199PPM:硬水(TDS 170)・普通の水道水
200-299PPM:水介線(←何のことかわからなかった)を受け入れる・普通の水道水
300-399PPM:水質が悪い・普通の水道水
400-499PPM:水質が悪い
500-599PPM:アメリカ EPA’s最大の汚染基準
台所の水 146PPM
洗面所の水 141PPM
シャワーの水(何もしない場合) 144PPM
シャワーの水(浄水した場合・フィルター1か月使用時) 149PPM
私が愛してやまないハワイアンウォーター 5PPM
精製水 1PPM
まとめ
水の種類 | 塩素 | 水質 |
---|---|---|
台所の水 | あり | 146PPM |
洗面所の水 | あり | 141PPM |
シャワーの水(何もしない場合) | あり | 144PPM |
シャワーの水(浄水した場合・フィルター1か月使用時) | なし | 149PPM |
私が愛してやまないハワイアンウォーター | なし | 5PPM |
精製水 | なし | 1PPM |
ほんとにピンク色になりましたね!
すごい~!
私が愛してやまないハワイアンウォーターは、不純度5PPMという素晴らしい数値でとても満足しています。
さすがじゃ!
興味深いのが、シャワーの水(何もしない場合)と、シャワーの水(浄水した場合・フィルター1か月使用時)の水質値です。
浄水したら塩素がなくなって不純度が下がりそうなのに上がっています。
浄水シャワーのメーカーホームページを見てみると、亜硫酸カルシウムでろ過していると記載されていました。
亜硫酸カルシウムは、水道水中の残留塩素の除去に用いられることが多いそうです。
ヨーロッパなどでは、防腐剤としてワイン・サイダー・フルーツジュース・果実缶詰や野菜の酸化防止等に使用されるとのことなので、人体に影響はなさそうです。
ハッキリは言えませんが、水に亜硫酸カルシウムが混ざって不純度が上がっているということでしょうか。
私がやっている洗顔をお伝えする前に…
水道水洗顔をやめて綺麗になったというのは、水道水ではなく精製水で洗顔するようになったから、です。
先ほどお伝えした実験でも精製水は不純度1PPMという驚異的な数値をたたき出しています。
このとっても綺麗な水で洗顔をします。
その方法をお伝えする前に頭に入れておいてほしいことがあります。
それは、「誰でも肌が綺麗になるわけではない」ということ。
水道水が原因で肌荒れになってしまう人、何の影響も受けていない人、この2パターンの人がいるということです。
例えば、旦那さんは浄水シャワーと普通のシャワー、どちらを使っても違いがわからないそうです。
ニキビ、吹き出物、そんなものに1度も遭遇したことのないバリアしまくり肌の旦那さんは、塩素の影響を一切受けていません。
そんな人に私の17年間の悩みから精製水洗顔で解決した話をしても共感することはありません。
実際、「よかったね。」で終了でした(T_T)
私は浄水シャワーで体を洗うと肌がバサバサにならないのでとても気に入っています。
じゃあ、顔も浄水シャワーで‥と思いやってみたら、やっぱり赤くなりました。
浄水シャワーの不純物ですら私の顔には悪影響を及ぼしてしまうということです。
これから紹介する精製水洗顔は、私にとって1番ベストな洗顔方法です。
この精製水洗顔を試しても効果がない場合は、おそらく水の不純物に対して影響を受けていないということだと思います。
そのことを理解した上で試していただければと思います。
私がやっている精製水洗顔
用意するもの
- クレンジング(いつも使っているものでOK)
- 洗顔料(いつも使っているものでOK)
- 健栄製薬 精製水 500ml
- コットン3枚(どんなものでもOK)
- 化粧水(いつも使っているものでOK)
- 化粧水のあとに塗るもの(いつも使っているものでOK)
私が普段使っているもの
- Curel 皮脂トラブルケア 泡洗顔料
- 健栄製薬 精製水 500ml
- イオン トップバリュー コットンパフ 封入タイプ
- セザンヌ ハトムギ化粧水
- ワセリン
精製水はネットでも販売していますが、最寄りのドラッグストアで購入することをおすすめします。
1本500mLで94円程度とお財布に優しいわりに送料がかかってしまうからです(T_T)
しかも「6000円以上購入で送料無料」などと書いてあっても、6000円分の精製水の在庫がないことが多いし、なぜかバラで買った方が安い。
今のところ、94円(税抜き)で販売している近所のドラッグストアよりもお得に購入する方法が見つかりません。
精製水洗顔のポイント
この3つのポイントを頭に入れて精製水洗顔をやります。
- 水道水を肌にあてない
- その他、余計なものを肌にあてない
- 精製水の保管方法
水道水を肌にあてない
とくにお風呂で気をつけてください!
ほんとは、浄水シャワーなどの対策をしてほしいです(>_<)
なぜなら髪を洗うときに顔にあたらないようにするのが難しい、そして、塩素は25度で気化(ガス化)するからです。
直接シャワーを顔にあてないよう気をつけていても、頭皮をつたって顔にたれてくることがあります。
また、湯船やシャワーから気化した塩素を呼吸によって吸い込んでしまいます。
肌に直接影響がないかもしれませんが、万全の対策をするためにおすすめします。
ちなみに我が家では、シャワーヘッドに取り付ける浄水シャワー、また浴槽にお湯を入れるときは浴槽用脱塩素剤を使っています。
最低条件として、水道水を肌にあてない。
その他、余計なものを肌にあてない
洗顔したあと、タオルやティッシュで拭かずにそのまま放置します。
毎日タオルを洗っていたとしても使いません。
肌に触れるものの何に反応してしまうかわからないので、万全の対策でいきます。
精製水の保管方法
必ず冷蔵庫で保管してください。
精製水には塩素が入っていないので、雑菌が入っても消毒殺菌ができません。
とてもデリケートです。
また、開封後の使用期限は、約1ヶ月です。
毎日使えば1ヶ月で使い切ることは可能です。
やり方
①クレンジング
クレンジングの必要がなければ読み飛ばしてください。
いつも使っているクレンジングでメイクを落とします。
私は、お化粧を落とす場合はクレンジングオイル等は使用せず、精製水をコットンに含ませて拭き取りオフしています。
②洗顔料をつける
洗顔料をつけた顔
濡らさずに洗顔料をつけます。
洗顔料は普段使っているものを使ってください。
例として私が使っているものでお伝えしています。
このあと、ふき取り洗顔していくので目に入らないように気をつけてください。
私は何回も目に入っています(笑)
洗顔料、オン眉毛がおすすめ!入りません。
洗顔料をのせたら触らない!
Curel 皮脂トラブルケア泡洗顔料は、最初から泡になっているのでポンプを押して肌にのせるだけ、とっても楽です。
私はこのまま3分くらい放置。
泡がシュワシュワしてきます。
③余分な洗顔料を指で拭う
たくさんコットンを使わないようにするために、ここで余分な洗顔料を拭います。
こんな感じで拭います
洗顔料を拭ったあと
鼻の一部が赤くなっているのはシーパップです。
シーパップについてはこちら👇
④手についた洗顔料を水道水で洗い流す
洗い流す
洗い流した後は、タオルでしっかり拭いてください。
④精製水をコットンに含ませ、洗顔料をなで落とす(コットン2枚)
何回もしつこいですが、目に入らないように気をつけてください。
慣れるとコットン2枚で完全に落とせます。
まだ落ちてないなと思ったら追加してください。
ふき取った後はタオルやティッシュで顔を拭かない、そのままにします。
⑤化粧水をコットンに含ませ、なでる(コットン1枚)
化粧水を含ませて、なでます
化粧水は普段使っているものを使ってください。
例として私が使っているものでお伝えしています。
⑥化粧水のあとに塗るものでお肌に蓋をする
ワセリン登場
なで化粧水をした直後、肌がベチャベチャしていたら手のひらでそっと押してなじませてください。
お肌に蓋をするものは普段使っているものを使ってください。
例として私が使っているものでお伝えしています。
おしまい。
ひとこと
精製水洗顔の3つのポイントと私のやり方を参考にしてやっていただければ、あとはご自身に合ったやり方を編み出してください。
いつものように水道水でバシャバシャ洗ってから精製水で拭き取りする方法、洗顔料は使わずに精製水拭き取りのみの方法、いろいろあります。
私は精製水洗顔をやり始めて少し経過したあたりで、今まで使っていたスキンケア商品が合わなくなって、ブツブツや赤みと試行錯誤しながらこの方法を編み出しました。
なので、絶対このやり方じゃないといけないということはありません。
また、これよりよい方法が見つかれば随時お知らせしたいと思います。
ご自身のお肌とお財布、両方と相談しながら試していただければ嬉しいです。
肌が綺麗になって、それから
精製水洗顔をやり始めて劇的によくなったものの、赤みが完全になくなったわけではありません。
よくない洗顔方法を何年もやり続けた結果なので、そこは受け入れつつ、さらなる改善を目指してこれからも色々なことにチャレンジしてみたいと思います。
「綺麗な肌になりたい」という気持ちは、おそらく人一倍ある‥と思います(^o^)/
このブログ記事を書いているときも、日々使っているボディーソープと精製水で洗顔したらどうなるのか興味がわき実験してみました。
結果は、いつものように赤く、ヒリヒリ、バサバサのウロコ肌‥あはは(^_^;
精製水であってもボディーソープで洗顔すると悲惨なことになるという、1つの実験結果を得ることができましたが(笑)
美への追及は、これからです!